Sopwith TRIPLANE編                                  気まぐれ製作記リストに戻る
Revellの第一次世界大戦機ははじめての組み立てになります。

主翼の表面には実機換算すると餅網より洗い布目がモールドされていますし、部分的に布目の乱れたところもあります。また目立つ位置にノックピンの跡があります。

この布目はありえないのでまずこれを平滑にするところから始めます(と言ってもパテで埋めるだけです)。
プロペラ付け根の形状がエッジが立っていて木製プロペラらしくないのでパテで修正しました。

ホイルに空気注ぎ?穴が無いので追加しました。
エンジンですが、ゲートの付いていたシリンダーはプッシュロッドやフィンの形状が全く無くなっていましたので、余ったRODENの同型エンジンを組み込むことにしました。

RODENのエンジンが大きく見えますが、このままで厚いカウリングにちゃんと収まるのでRevellのエンジンが小さすぎるんだと思います。

このキットは古いのか相当金型が痛んでいるようで、胴体などにも大きな傷やプラスチックがちゃんと流れていない場所などかなりあります。
コクピット内にはシート以外はありませんので、鋼管フレームを伸ばしランナーから、計器盤をプラ板、操縦桿を真鍮線から作りました。
胴体後部の水平尾翼取り付け部分が全く合いませんので約3mm削る必要がありました。
キットにはコクピット周りのラバーがありませんので、伸ばしランナーを半円形に削り取り付けました。

三葉機でも中翼の後ろになり上翼もかぶってないのでよく見える部分になります。機銃後部の風防も省略されていますが、塗装後取り付けることにします。
Revellのこのシリーズはエルロン、エレベーター、ラダー各動翼のホーンが省略されていますのでプラ板からホーンを作り取り付けました。

この段階で胴体を含め張線用の穴あけはすべて済ませ基本塗装に入ります。
基本塗装を終わりデカールを貼り終えた各パーツです。艶別にトップコートを吹き組み立てに入ります。組み立てる前に張線用に開けた穴がトップコートでふさがってないか確認しておきます。
主翼を取り付けると横にするのも難しくなるので尾翼を先に取り付け尾翼関係のリギングをこの時点で済ませます。

機銃後部の風防と機銃にマガジンカバーが無いので追加しました。

下翼は上翼に合わせ上反角を調整してから組み立てないと中翼の支柱など合わなくなりますので注意します。

順次主翼を組み立てリギングを済ませ完成とします。

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