SBC-4 HELLDIVER(Heller \661) 1940 リストに戻る 米陸海軍の航空隊を通じ最後の複葉軍用機であったのが、このCURTISS SBC-4 ELLDIVERです。開発は1932年に始まり戦闘機としての発注で、この時点で後方折畳可能なパラソル翼に胴体内引込脚形式で1933年6月に完成したが、試験飛行の結果パラソル翼は急降下爆撃の激しい機動には耐え切れず使えないと判断されました。 カーチスは全面的に設計をやり直し主翼は複葉となり、構造は胴体及び尾翼は全金属製セミモノコック、上翼は金属フレームに金属外皮、下翼は金属フレームに羽布張り。下翼にはほぼフルスパンに亙って単純フラップが設けられている。コクピットは複葉機とはいえ完全密閉のキャノピーを備えました。 このモデルは1940年フランス海軍航空隊が90機発注し急いで使用中のSBC-4の中から出荷された50機をカナダからフランス海軍空母ベアルンに載せて航海の途上でドイツ軍は西部で全面攻勢に出て、あっという間にフランスを席巻したので休戦となりました。結局50機全部マルティニーク島でスクラップにされてしまい、陸路で飛んでいた5機もイギリスに接収され練習機として使われたそうです。後継機となったSB2C-4HELLDIVERはこちら。
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パーツは少なめ、エレール独特の雰囲気があります。全体に凸モールドなので掘りなおし、一部リベットも表現します。 今回はフランス海軍航空隊のカラーリング(箱絵と同じ)で製作することとしました。 |
機体内部:胴体内側の細かい部品はありません。しかし、これまで作ったエレールに比べ格段に部品の合いはよく、特に上下翼支柱は恐ろしいほどぴったりで組み立ては簡単でした(笑)。 |
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