高翼配置の主翼に大きなスパッツ付きの固定脚（しかも兵装搭載時にはスパッツの上に短翼を追加）を持った当機は、1938年から部隊配備が開始されました。偵察や着弾観測を行うのが主任務でありましたが、第二次大戦緒戦では軽爆撃にも使用されました。

　しかし優勢なドイツ軍戦闘機を前に同機はあまりに無力で、二次大戦のうちに約半数が失われ、直接協同任務から外されることになりまいた。その後はフランスのレジスタンス支援や敵陣後方への潜入任務、最前線での連合軍兵士救出などといった特殊作戦へ使用されるようになり、大きな成果を残しています。 　

全長:9.30m 全高:3.50m 全幅:15.24m 翼面積:24.15m2　自重：1,834ｋｇ 最大重量：2,870ｋｇ　最高速度：340ｋｍ/ｈ（高度1,530ｍ） 上昇限度；6,600ｍ　航続距離：970ｋｍ 　巡航速度： 274ｋｍ／ｈ　発動機：パーシュース」XIIエンジン(905hp)　乗員数：2名 武装： 7.7mm機銃×４（前方固定２、後方旋回２）、爆弾500lb（227kg）搭載可能