Kamov/Ka-50 HOKUM (TAMIYA(ITALERI) \810)  1992                          リストに戻る

HOKUM(ホーカム)はNATOでのコードネーム、ロシアでの愛称は「チョルナヤ・アクラ」と言い黒い鮫の意味なので輸出型では「Black Shark」とも呼ばれます。
大型双発のMi−24ハインドの後継機として開発され、
カモフ設計局お得意の同軸反転ローターを採用し軽量化と高機動性を実現しました。
米軍のAH-64(アパッチ)を意識していますが、武装のコントロールの自動化を進めパイロット一人ですべての行動が出来るように設計されたました。
また生存率を高めるために初めて射出座席を採用したヘリコプターとしても知られています(脱出時にはローターのボルト及びキャノピー上部を爆破します)。チェチェン紛争の際に実戦投入されました。

初飛行:1982年
メインローター直径:14.48 m 全長:15.98 m 全高:4.01 m 最高速度:310(降下時390)km/h エンジン:イソトフTV3-117VK×2
固定武装:30mm機関砲2A42×1 その他4箇所のハードポイントに対戦車、空対空ミサイル、ガンポッド等
パーツ数は少なめでパネルライン、リベットとも凸モールドです。いずれも彫りなおしながら1992年ファーンボロ国際航空ショーでのデモフライト仕様で製作する方針にしました。全体的には特徴を良くつかんだモデルだと思います。説明書の塗装指示も胴体に関しては正確です。
単座の攻撃ヘリなので目標の選択、航法など自動化が進んでいますので非常にシンプルなコックピットになっています。
完成写真:黒一色なので地味かと思いましたが、デカールも多くさすが航空ショー向けの塗装で意外と派手です。
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