Grumman JRF-5 "Goose" (AZ model \2,363)1956 2010/04/12                           リストに戻る

グラマンは手軽で扱い易い民間向け自家用飛行艇G-21として開発し1937年6月初飛行を行いました。
1938年には軍の目に止まりOS-9として陸軍に採用されたのを皮切りに、JRF-1海軍、JRF-2沿岸警備隊という風に次々と制式採用されました。
主にJRF-5が大量生産された型で連絡、曳航、写真撮影、輸送、訓練、また爆雷を搭載しての潜水艦監視や沿岸警備任務に従事するなど、基礎的な訓練だけでも十分扱える本機は雑用機として地味ながら便利に使われ続けました。。

自衛隊には創立直後の1955年に2機が供与され、米軍式の操縦訓練に使われた後、さらに2機が供与された、JRF-5、4機とPBY2機の6機体制で大村基地をベースにする救難飛行隊を開隊し追浜など各基地に展開して1961年まで救難任務につきました。

乗員:2名
全幅:14.95m 全長:11.68m 自重:2,360kg 全備重量:3,629kg 動力:プラット & ホイットニR-985-AN6/450Hp×2 最大速度:323km/h
巡航速度:256km/h 着陸速度:97km/h 航続距離:1,570km 生産機数:約345機
AZmodelでは普通の感じの簡易インジェクションモデルです。パーツの表面は比較的綺麗で綺麗な凹モールドです。ただクリアパーツの合いは若干悪いです。シートやエンジンがレジンパーツで付属しています。
コクピットと客席の写真です。シート、計器盤、操縦桿はレジンパーツです。
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