F7U-3 CUTLASS 1955 (FUJIMI \1,136)         2009/04/04                           go back to list

米海軍艦上機のパイオニアCHANCE VOUGHTはF4U、F6Uで大成功しました。終戦後1945年に海軍は来るべきジェット時代を見据え、最大速度966Km/h、上昇限度12,190mという当時の戦闘機水準をを大きく上回る提案を提示しました。
これに6社から12の設計案が示されましたが1946年4月の最終選考に残ったのはヴォートの3案とダグラスの提示したModel564でした。これらの中からヴォートV-346Aが選ばれ試作機が発注されたものが原型になります。同じエンジンを同じ基数搭載すると無尾翼方式のほうが空気抵抗、速度、上昇力とも優れてまた高亜音速時の衝撃派及び主翼洗流が尾翼に及ぼす影響がないことからこの形が採用されました。
実際の艦上での運用には視界の悪さなど数々の問題があり、配備されて3年間、空母での運用にいたっては2年間という長さで現役を退きました。

全長:13.13m
全幅:12.09m 全高:4.36m 上昇限度:15250m 航続距離:1120km エンジン: J46-WE-8 (推力:2,770kg)2基 最大速度:1,120km/h 乗員:1名 生産数:257機
パーツは全体に繊細で適度な深さの凹モールド、部品の合いも一部を除き良いようです。空母での運用後期の標準塗装にします。
コクッピット内はデカール、塗装が選べますが比較的モールドがしっかりしているため塗装にしてみました。
完成写真
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