イタリア空軍はこの長距離能力に興味を示し、1935年に機銃座と強力なエンジンを備え た軍用型の発注しました。
軍用型はエンジン出力強化しましたが重量が増加し最高速度や航続距離が低下しまた。
また構造的な問題もあり高すぎる速度や重量過多で着水をした場合、エンジンを支える支柱が曲がり、プロペ ラにより胴体や操縦席を破損する事故が時折発生したとのことです。
　1936年から部隊運用が始まり主に地中海での哨戒任務に従事していましたが、飛行速度が遅く、既に旧式化していたためイギリスやフランスとの戦闘で多大な損害をうけました。その後損害の多さから前線任務から退き、捜索救難や対潜哨戒に使用されるようになりました。
二次大戦の終わる1945年頃にはほとんどがスクラップとなりました。

全長 14.30ｍ 全高 　4.40ｍ 全幅 22.50ｍ 翼面積 62.00ｍ2 自重 3,850ｋｇ 最大重量 7,050ｋｇ 最高速度 245ｋｍ/ｈ 上昇限度 7,000ｍ
航続距離 2,400ｋｍ 発動機 イゾッタ・フラスキーニ・アッソ XI RC2C.15 液冷Ｖ型12気筒　880馬力×１基 武装 7.7mm機銃×3
640kgまでの爆弾・爆雷 乗員数 4〜5名 総生産機数 454機

このモデルはある方のご好意により作りかけのモデルをいただいたものです。