御山神社(みやまじんじゃ)
 「御山神社」は弥山山頂付近の南西側尾根にあり、南側は断崖です。

建物は一間社流造の柿葺で三殿、三棟の並立で、玉垣で囲ってあり厳島神社の末社です。

中央殿です。前に少し規模の小さい左右殿があります。明治13年再建
一間社流造り(いっけんやしろながれづくり)で小規模なのですが棟を支える大瓶束(たいへいづか)はご立派でその両サイドにある「笈形(おいがた)」は室町時代の様式に見えます。全体にくっきりした彫刻になっています。