今日は用事で福山に出かけました。天気が良かったので小型のバイクで出ました。もちろん高速道路は走れませんので一般国道なんですが、普段走らない道を走りますので、このチャンスに映画「男たちの大和」の撮影用に作られた戦艦大和の原寸大セットを見に行きました。 尾道「千光寺」の眼下にある尾道水道を挟んだ対岸、向島(むかいしま)の日立造船向島西工場内にそのセットはあります。添付左・・・向島大橋です。手前が古い橋で、向こう側が「しまなみ海道」直通の新しい橋です。添付中・・・・入場券です。工場の入り口からシャトルバスでロケセットまで行きます。添付右・・・・シャトルバスを降りるとまず艦首から全景を見る順路になっています。全長267mのうち前から約190mが再現してあります。
近寄ってみるとさすがに大きなものです。通称「大和ミュージアム」にも原寸の艦首部分がありますが、実際の大和のボリュームを体感できるのはここしかありません。 艦首からなだらかなカーブで第二主砲あたりまで甲板が下がり中央構造部にかけて上り坂になる感覚はほかでは味わえません。 順路では中央構造部の前あたりから艦上に上がることになります。添付は第二主砲(前から2番目の主砲)です。 46cmの主砲の巨大さは目を引きます。この砲弾は40数キロも飛ぶのですから・・・・ ちなみに第一主砲の砲身は再現してありません。また全体が仮設建築として扱われる為、艦橋部分はなく映画ではこの艦の周りをブルーシートで囲い撮影し残りはすべてCGで処理されています。
添付左・・・順路では艦橋横から乗船して艦首方向に向かいます。この写真は第一主砲の横あたりから艦首方向です。メインの撮影では第一主砲より後しか使われないんだと思います。というのは、本物の甲板はチーク材なんですが、セットではメインの部分は松材に着色、画面中央の波除より前は同じように見えますがベニヤ下地に薄いベニヤを細く切ったものを目透かしで張ってあり塗装を施し見た目同じようになっています。添付右・・・・順路は一度艦首まで行き右舷を中央に向かって戻る事になります。第一主砲の砲身がないためのっぺりしています。 背景の山は尾道の「千光寺公園」です。狭い尾道水道を挟んだ対岸です。樽谷マッサージ室のお○さん 大和セット+尾道ラーメン+大和ミュージアム+穴子飯ですか(笑)?いい組み合わせですね。天気が良く車で移動できるなら、朝のうちに「大和セット」その後、尾道に戻り「尾道ラーメン」、2号線を通らずに185号線(海岸線)を通り瀬戸の夕日を見ながら呉市に入り「大和ミュージアム」お泊りは広島で、翌朝宮島観光後「穴子飯」なんてコースがいいかもしれませんね(笑)。
MIYAさん お久しぶりです。私は大和の図面を持っていないので波除の高さがわかりませんが、私自身の感覚でも意外と低いなぁ・・・という印象でした。順路の為一部がそのまま通れるようになっています。 ここから順路を無視して歩き回ったので写真を撮ったものを紹介します。九六式25mm三連機銃原型はフランスのホッチキス社(紙を留めるやつ)らしいです。最大射程/7500m最大射高/5250mマガジン/15発、約16kg毎秒4発発射操作に必要な人員は、砲台長1名、給薬手3名、装填手3名、旋回手1名、俯仰手1名の計9名右側の椅子に旋回手、左側の椅子には射手が座りその横で俯仰手が仰角を調整するようです。添付左メインの撮影で使われるようで結構作りこまれています。マガジンは装着状態ではありませんでした。添付中これは左に比べかなり省略した作りになっています。添付右内部は同じものでシールド(防弾覆い)が付いたものです。
MIYAさん そりゃ、怖いでしょうね。ロケセットもこの周りはかなり焦げた跡が残っています。人間なら12.7mmでなくとも5.5mmもあれば吹っ飛ぶでしょう。ですが攻撃してくるのは対艦機ですので25mmが主流でしょうね。添付左第一副砲15.5cm三連砲塔です。第二主砲の後ろ、艦橋の前にあります。添付中8m測距儀 望遠鏡の間隔が8mありその角度の差を測定し距離を測るものです。添付右40口径九八式12.7cm高角砲射程距離/1,200m〜13,200m砲弾重量/34kg砲弾初速/3,240km/h(秒速約900m)28発/毎分(2門)操作人数/12名炸裂弾を使用し、航空機の進路上で炸裂させその破片で相手にダメージを与えるものです。 これらセットの大部分は軽鉄下地のベニヤ張りにペンキ塗装です。鉄板の溶接部分はウレタンコーキングを溶接したように盛り上げて表現してあります。 もう何度も公開期間を延ばしてきていますが、現在来年のゴールデンウィークまで延長を検討しています。しかしさすがに仮設・・・撮影期間だけ持てばいい作りになっている上に、莫大な数の観光客でそろそろ限界だと思います。
watanabeさま ゴールデンウィークまで延長は検討中ということです。現在の会期は来年の3月31日までとなっています。開催時間も10〜11月 9:00〜17:0012〜3月 9:00〜16:00休業日は毎週水曜日、12月29日〜12月31日も休みになっています。参考にしてください。閉館近くに来られて夜早い時間に帰られるのがいいかもしれませんね。添付 艦内順路を出たところです。全長約190mのロケセット全体を横から見ることが出来るのはここだけです。セット全体も左舷しか再現されていません。 しかし巨大さは良くわかります。これで全長の2/3ほどですからねぇ・・・ 順路はこの先、プレファブの映画資料館へと続きます。館内は、居住区を再現したものや撮影で使われた遺書などの小道具、映画のメイキングビデオが上映されています。 そこを出ると関連グッズ販売や、キャスト、スタッフが毎日食事をした「圭ちゃん食堂」がありカレーのいい香りがしていました。 写真はこれで終わりです。
先日も何かの番組で、大和に乗艦していて生還した方が、「何か一番楽しみだったか」というインタビューに「金曜日のカレーの日だった」「帰艦が近いと、あと何回カレーが食べられるかと数えたりした」と言っていました。そのカレーがどんなものだったか....妙味あるところですが、私の行っている長岡には「五十六カレー」なるものがあります。これは長岡駅前のホテルニューオオタニのレストランで出しているもので、シェフが当時の五十六が好んだカレーを再現した...という事でした。味はかなりスパイシーです。北魚沼特産の「マイタケ」が行っています。そのカレーをレトルトにしたものが、長岡駅売店で買えます。なんで長岡で五十六かというと、長岡は山本五十六の郷里だったからです。(そのために、長岡は民衆に心理的打撃を与えるための酷い空襲にあいました。)
おぉ・・知りませんでした。2008年遷宮ですかぁ・・・ 本格的な修理になるようですね。桧皮の寿命は20年から30年だと思うのですでに限界を超えてるんでしょうね。もっとも厚さが半端じゃないし勾配が急なので内部にまで漏ってるってことはないと思いますが、桧皮の確保の目処がついたんでしょう。 桧皮の確保はどこでも大きな問題でしょうが、出雲大社の場合専用にどこか確保してあるのかもしれませんね。 工事が始まる前に一度見ておかないと、全体を覆屋で囲ってしまうでしょうから糖分姿を見ることが出来なくなるってことですね。もちろん新しい桧皮は綺麗ですが苔むした感じがいいんですもんね。 添付は一昨年の写真ですが、確かに痛みがひどいですね。
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